IPF オフロードランプの威力
こんにちは、店長のジム漬けの時間でございます。
今回はジムニーカスタムでは定番のオフロードランプについて。
最近オフロードランプを展示しはじめましたが、飛ぶように売れるんです。
理由はわかっていますとも。雪が降った時、JB64/74ジムニーのLEDヘッドライトは仕事をしなくなるからです。
暖冬とは言え、降雪地域の新潟。降るときは降ります。しかも暖冬なので重たい雪ばっかりです。
するとこうなります。
厚みは1cmくらいあります。ヘッドライトウォッシャーで抗った跡があります。
ずっとボタン連打しながら運転してました。
JB64/74 LEDヘッドライト車に乗っている方ならヘドバンぐらい頷いて激しく同意だと思います。
ジムニーを山仕事の時だったり、夜間の外仕事として利用している方から時々相談を受けます。
良くあるのは
LEDヘッドライトを灯体ごとハロゲンヘッドライト車のものに換装できないか?
ですが、
これは車両システム上不可能・・・
ならば
LEDヘッドライトが使えないならXLグレードを選べばいいじゃないっ
マリー〇〇〇〇ネット?
正論ですが、多くのJB64/74乗りを敵に回しますよ。
JB64ではXC / XL / XG の3グレード展開です。
XGが最廉価グレード。シートヒーターなどの快適装備やインテリア加飾がほとんど無いストイックなグレードです。
購入層はカスタムショップや業務的な使い方がメイン。(シンプルイズベストな考え方の方も)
そしてXLは中間グレード。
XCと比較して
①ハロゲンヘッドライト
②クルーズコントロール無し
③ステアリングリモコン無し(しかもウレタン)
④スチールホイール
⑤ドアミラーにLEDウインカー無し
他にインテリアの加飾が少々違いますが、大きなものは上記5つです。
そしてグレードの価格差はMTで比較すると なんとたった120,000円!
この金額差と装備差を見たとき
多分メーカーの思惑通り XCに魅力を感じてしまうのも道理でございます。
特に私のようなヘタレジムニー乗りは、オフロード性能こそ至高!!
と声高に叫びつつ普段使いは快適じゃないとイヤっ!!と
わがままを言った結果、LEDヘッドライトの眩い輝きの裏に隠された陰謀に気が付かないわけです。
そろそろ本題に入りましょう。
LEDヘッドライトの交換がだめならハロゲン光源のものを増やすしかありません。
PIAAからヘッドライト融雪ヒーターが出ていますが
性能は察してください。融雪と書いてありますが、どちらかというと解標ヒーターです。
厚さ1cmのへばりついた重たい雪を秒速で溶かすような性能はありません。そんなに熱を持ったらヘッドライトのレンズがもたない。
そ・こ・で
降雪時の走行に効果抜群なハロゲンカスタムを2つご紹介いたします。
一つ目 IPF ドライビングランプ/オフロードランプの増設
私のジムニーはオフロードランプを搭載してから初の冬でした。
そんな降雪ドライブは・・・
ミラクル・スペシャル・ウルトラ・スーパー・メガトン快適になりました。
(元ネタわかってもらえないとただただ恥ずかしい、何となく年齢もバレる)
ジムニーユーザーならランプの増設は考えたことがあると思います。
①値段はいくらかかるのか?
②本当に役に立つのか?
③古臭い感じがしてデザインを損ねないか?
④車検には通るのか?
お答えしましょう
①費用
IPFのオフロードランプ(クリアレンズタイプ)とIPFから出ているJB64/74専用取付ステーと取付工賃の合計で
46,800円(税込) 作業時間3時間 こちらでご案内しております。
②役に立つのか
それはもちろんミラクルスペシャルウルトラスーパー・・・・
LEDヘッドライトでの降雪ドライブでストレスを感じたり、役に立たないLEDに辟易されている方には
絶対つけることをオススメ致します絶対です。
(ハロゲン車にこの苦労はわからない。)
店長ジムニーに搭載してありますので、店頭にて実物も確認できます。
③デザインを損ねないか?
見ての通り。かっこいい 以外あります?(主観です)
④車検には通るのか?
ちょっと真面目にお答えします。
車検項目に沿った取付方であれば全然OKです!(私自身が取付して車検取ってきましたので)
NGになる場合
①点灯スイッチが運転席から手の届く範囲に設置されている場合
②フォグランプと同時点灯してしまう場合(簡単に言うとフロントはライト類は6つまでしか点灯できない。ヘッドライト、ポジション、その他1つ)
この二点に気を付ければ車検は大丈夫です。
カルバン長岡店では車検項目を理解した上で事前説明をし、OKなら取付をさせて頂いております。
二つ目に参ります
純正フォグランプの
ガラスレンズフォグランプ灯体 &H11ハロゲンバルブ へ換装 です。
ガラスレンズの灯体はカスタムパーツとしてあまり流通していませんので、インターネットショッピングで。
H11のバルブ換装について簡単に説明致します。
純正はH16形状のバルブです。バルブ形状で言うところのH16とH11とH8は形状は同じなので互換性があります。
違いは消費電力 H16が25W H11が55W H8が65W
消費電力が高いほど熱を持ちます
純正はH16バルブとプラスチックレンズですので、そのままではH11やH8の熱量に耐えることが出来ません。
レンズ部分だけでなくバルブ本体も高温となりバルブをはめている勘合部分が溶けてしまいますので純正フォグランプにH11やH8を取り付ける事は絶対にやめましょう。
ガラスレンズ化した灯体はH11/H8の熱量に耐えることができる設計になっています。
実は2023年の12月に私が実験しました。
純正フォグ灯体にH11を入れて60分点灯 結果 レンズが白濁。勘合部は大丈夫でした
純正フォグ灯体にH8 をいれて60分点灯 結果 40分でレンズが白濁、勘合部も融解し実験中止となりました。
社外ガラスレンズ灯体にH8を入れて60分点灯しましたが大丈夫でした。
レンズとバルブはわかったけど、配線や車両的に交換して大丈夫なのか?
ここまで見て頂いた方で、お気付きの方もいらっしゃるかもしれません。
ジムニーには純正アクセサリーにIPF製のガラスレンズ&H11ハロゲンバルブのオプションがあるのです。
この純正オプションはレンズ灯体とバルブ交換だけの商品で、車両側は全く触りません、なので純正状態でH11に対応したシステムになっているんです。
だから安心してH11化できます。H8化は試していないのでわかりませんが、H11で十分に融雪します!
ならば
純正フォグが使えないなら純正アクセサリーのIPFを付ければいいじゃないっ
マリーさん再登場
でもちょっと高額・・・ 商品だけで20000円オーバー。
ガラスレンズ灯体はネットで3000~5000円程度。バルブも3000円くらいなので純正アクセサリーの半額以下で用意できてしまいます。
(純正アクセサリーはIPF製だしゴールドレンズなので、そこに価値を感じるなら全然純正アクセサリーもアリです)
今回はここまで!最後までご覧くださった方ありがとうございます。
文章が長くなってしまったことお詫びいたします。
本当は降雪時の夜間に撮った動画があったのですが、載せ方がわからず断念しました。
新潟、長岡でジムニーをカスタムしたいとき、一番に候補に選ばれるお店を目指す!
カルバン長岡店店長の徒然ブログでした!
ではまた!