FK8 シビックタイプRとボルボ XC40のアライメント調整
こんにちは、いつもカルバン長岡店のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。ナナヨン店長です
明日からカルバンも3日間の定休となります。
さて趣味に没頭した3日間を・・はい、GW休みの怪獣(子供)たちが許すはずがございません。
サントピアワールドと言う、新潟県民子供のころの思い出ランキングNO、1?のレトロ遊園地行きが決定致しました。
(CMで ‘ほぼ50周年‘ と広報している。CM面白いので見てみて)
石川県で言うところの手取フィッシュランド的な?
富山県で言うところのミラージュランド的な?
そんな立ち位置なのでしょうか。
コロナで存続が危ぶまれたがなんとクラファンにて奇跡の復活を遂げるというゾンビっぷり。
そんな地元に愛され遊園地を満喫して参りたいと思います。
さて本題
FK8 シビックタイプRのアライメント調整
ボルボ XC40 のアライメント調整
をご依頼頂きました。
ご依頼誠にありがとうございます。
あまり写真は無いのですが、今回はお客様指定の数値がありましたので、その数値に対してキッチリセット致しました。
と、わざときっちりを強調しましたが、今回お伝えしたいのはアライメント測定値の精度の話。
アライメントの重要性や効果はタ〇ヤ館さんのブログが勉強になるのでそちらをご覧ください。
当店に導入しているレーザー測定タイプのアライメントテスターは、アライメント測定器の中でも最高級品です。
0.1mm単位、0.01°まで測定できます。すごくないですか?
しかし諸刃の剣でもあります。
レーザー測定なので
(機械からレーザーポインターのような赤い光線がでているわけではありません、特殊なカメラによる反射板の撮影をしています)
その日の気温、湿度、日照度(ルーメンやカンデラ)が微弱ながら作用してしまいます。
影響を受けて測定値は0.01°の世界ではわずかに振れ幅が発生しますので
寸分の狂いも許さずぴったり0.05° や 0.5mm にすると言うことが事実上不可能なのです。
先程キッチリセットしたと言いましたが
実際は
【その日/車両の振れ幅を見定めて、振れ幅の最大と最小のキッチリど真ん中に希望の数値をセットできた】が正確です。
例えば
通常であれば振れ幅は-0.01°~0.01° / -0.1mm~0.1mmくらい
よく振れるときでも-0.02°~0.02° / -0.2mm~0.2mmくらい
この振れ幅のど真ん中に来るように調整しております。
散々偉そうに語りましたが実際はこの振れ幅での変化は運転していても、あまり体感できません。
基準値付近に合わせて、多少のズレはしょうがない、意味がないというスタンスだったとしても
お客様の要望は満たせているのでしょう。
【一つの目安としてステアリングを真っすぐにした後、手放しで5秒直進すればOK とか】
今回アライメント調整を依頼されるお客様も振れ幅が発生していることはご存じなかったのではないでしょうか?
感じるかもわからない極小の振れ幅の真ん中に合わせるという小さなことかもしれませんが、
一つ一つ意味のある作業をしたいという自己満足に近い感覚で丁寧にアライメント調整をさせて頂いております。
この写真の場合、フロントはバッチリなのだがリアがずれてるため
直進性を悪くしてしまっている。こういったリアの直進性を加味してフロントを味付けする。
試乗したときの【人間的な】感覚も大切にしています。(そこでしっくりこないときはもう一度です。)
調整箇所の数字ばかり良くても、非調整式のリアの数値や個体差で車は直進しないなど、そこも加味するようにしています。
当店と同じレーザー測定式のアライメントテスターを導入しているショップさんならわかって頂けるのではないでしょうか?
あまり長くなると伝わるものも伝わりませんので
これくらいで筆を置きたいと思います。
ありがとうございました。
次のブログでお会いしましょう!!
ではまた!