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ジム漬け】ジムニー乗りの新たな悩みを解決!?

こんにちは!ジムニーブログ【ジム漬け】 執筆はナナヨン店長こと吉村です。

 

 

今回は2025年秋にブリヂストンより発売されたスタッドレスタイヤの乗用車モデルにあたる

ブリザック WZ-1について語ります。今回も長文予想されます。(スミマセン)

最強のスタッドレスタイヤをジムニーでも選べるようになった!

2025年9月 ブリザックWZ-1が発売され、ジムニー/シエラ純正サイズも新設定されました。

それまではSUV専用のDM-V3の一択だったので、選択肢が増えることは歓迎ムードでした

 

【初】これはジムニーのタイヤサイズで初めての試みで、 降雪地方の都市部の路面状況に柔軟に対応できるようになった。

JB64/74でアーバンジムニーが増えたことで、出てきた新しいマーケットですね

 

【歓】195/80R15のシエラサイズでは、DM-V3のさらに旧モデルであるDM-V2の設定しかなかったので格段に

氷上性能が上がるWZ-1の選択肢は歓迎されて当然です。

 

【証】ジムニー以外のSUVでは何年も前から乗用車銘柄のスタッドレスタイヤもラインナップされ始めていた。

高級SUVでは冬でも快適性や操作性も重視されるようになってきていて、その流行がジムニーにもやってきたのは

JB64/74も多くのユーザーを満足させうるクオリティを手に入れた証と言えますね

 

 

【画像あり】超かっこいい!!WZ-1の画像はこちらです

車系ニュースのあるあるリンク。リンク先はブリヂストンのHPです。

 

 

 

 

ブリザックは、どのモデルも世界最強として生まれる

WZ-1だけでなく、前モデルである『VRX3』も氷上性能は文句なく【世界最強】であることに

異論をはさむべくもありません。さらに『最新=最善』なのは間違いないでしょう。

 

ブリザックの歴史は 『発泡ゴム』の歴史

『ブリザックで滑るなら、他のどのタイヤでも滑る』 と言われるくらい絶大な信頼を得ている

ブリヂストン独自の特殊タイヤゴム技術です。

しかしブリザックといえども滑るときは滑ります。違うのは滑り出しまでの『粘り』

ABSが作動するまでの『粘り』がステアリングから伝わる独特の安心感を演出します

 

 

既存のSUV専用定番モデル「DM-V3」もあるが、いったいどちらを選ぶのが正解なのか? と。

まさに今年のジムニー乗りの最大の悩みどころですね!!

 

 

 

 

 

 

 

ジムニー乗りの新たな悩み 最新のWZ-1か?信頼のDM-V3か?

まずその違いを見ていきましょう。

 最新フラッグシップモデル ブリザックWZ-1

ブリヂストンの最新技術『ENLITEN』(エンライトンと読む)を投入したモデルで圧倒的な氷上性能を獲得。

次世代のスタッドレスタイヤと銘打つ【WZ-1】は2021年9月発売のVRX3とは【別物】とのこと。

氷上性能を『VRX3比で11%短縮』は驚異的な数値です。技術の進歩とは目覚ましいものですね。

 

新技術→ Wコンタクト発泡ゴム / L字タンクサイプを搭載

ENLITEN技術→ 接地圧を均一に最適化(丸く)/軽量化(軽く)/タイヤのケース剛性アップ(薄く)

 

ブリヂストン『ENLITEN』企業解説ページ

 

 

◆ SUV専用スタッドレスタイヤカテゴリーのトップ ブリザックDM-V3

2019年7月発売から、今年の7月で7年目となるSUV専用モデルのブリザックDM-V3

やや基本設計の古さはありますが、こちらもVRX2と同じアクティブ発泡ゴム2を採用し

滑り出しは穏やかそのもの。実際に圧雪路や凍結路では実にコントローラブルな印象です。

回転方向指定もあるので、雪を掻き出して進む力は強力!

 

回転方向指定のあるタイヤについて解説

タイヤの中には回転方向指定がされたものがあります。

正式には『ユニディレクショナルパターン』と言いまして

SUV系タイヤ/ピュアスポーツタイヤ に採用される割合が高いです。

 

主に2つの理由があります。

・比較的シンプルな設計で排水性能を高めることができる。

 進行方向に溝がついているので、水の通りがスムーズになります

 【非対称パターン IN/OUT指定】は静粛性と排水性を両立させますが、技術的にもコスト的にもハードルが高い。

・直進安定性を大幅に高めることができる

ブロックの配置を『前に進むこと』に全振りできます。高速走行やトラクションアップに圧倒的に有利です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆特徴の違いから得意なシーンとオススメの人

最強氷上性能のブリザックWZ-1 がおすすめ派

都市部住まい・通勤に橋や坂が多い

=雪は解けやすいが交差点や日陰では凍結しやすい。通勤路に峠(勾配)や橋が多い人も。

快適/静粛性も妥協したくない

=『ENLITEN』技術によりドライ路面でも夏タイヤと遜色ないレスポンスと静粛性を発揮するWZ-1

スペック重視・大事な愛車には最高のもの

=とにかく最新が一番やて!これを買っときゃ間違いないわいね!

 

高い走破性のDM-V3 がおすすめ派

豪雪地域住まい・広範囲の除雪が難しい人

=除雪前の道を走る機会が多い場合に有利なタイヤ。体力的に広い駐車場を除雪できない方も。

スキーが趣味・雪山で仕事をしている人

=ウインタースポーツは積雪地域に行くことが多いですからね。雪山仕事の人、ご苦労様です。

高い車高と高い走破性で悪路を走りたい人

=SUVタイヤらしいゴツゴツした見た目もいいよね。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

ざっくりとですが2つのタイヤの特徴とオススメできる人をまとめてみました。

 

今回はここまで

 

 

 

 

 

 

 

 

前半です!

 

後半に入る前に、結論を申しますと

WZ-1とDM-V3のどちらを買えばいいのか断定はできませんでした

新潟ではDM-V3を選んだほうがメリットが大きいのでは?と一つの仮説に至りました。

後半は、その仮説に至った経緯を語るぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 新潟のどこをメインで走るか?

新潟県は縦に長い県で、おおよそ端から端まで250Kmほどあります。全国2位の長さです。(1位は北海道)

 

これは適当に貼り付けた新潟県と四国を比較しようとしたけれど、ちゃんと調べてみたら全然嘘でも何でもなくマジでこのサイズ感だった新潟県の画像です

四国の東西の長さが254Kmほどなので、ほぼ同じ。うーんでかい。

新潟の上の方が下越 下の方が上越 (上が下で、下が上って他県民が混乱するだろ)

エリアによって積雪量が全然違うので、積雪量別に解説!

積雪量 月平均30cm~

 

新潟市: 通称『佐渡バリア』によって県内でも極端に積雪が少ない地域。

冬の平均気温は0℃前後、日中は3~5℃。溶ける凍るの無限サイクルにより冬季は圧雪/アイスバーン大国と化す。

 

沿岸部: 県内全域の沿岸部で積雪は少な目。ただし上越は沿岸部と山の距離が近いため、しばしばドカ雪。

塩を含む湿った海風により雪が溶けやすい反面、風の影響で凍結路が多発。

 

ここは【ブリザックWZ-1】の独壇場。

氷の上が最も滑りやすい気温を行き来するので、絶対的な氷上ブレーキ性能が必要

積雪量 月平均80cm~150cm

中越エリア(長岡市・燕市・三条市)/上越エリア(上越市・糸魚川市)

新潟市に比べれば圧倒的に雪多い。

燕市・三条市は『佐渡バリア』領域にかかるため他の都市に比べれば積雪は少ない方。

三条市の山間部はバリア外なので別世界。

都市部&平野部で『消雪パイプ』が張り巡らされており、シャーベット雪を無尽蔵に量産中。

圧雪路は良く出会うが、凍結路 / アイスバーンは少ない。

 

ここは悩みどころですが、【DM-V3】とバディを組みましょう。

   長岡市で【消雪パイプの茶色い水しぶき】をあげながら走るなら

   スキー場またはキャンプ場へ冬季キャンプに行くなら

   除雪車の置き土産を乗り越えるなら(わかるかな?)

   

   DM-V3のワイルドな溝が頼もしい。

※長岡市の地下水は鉄分が多く含まれていて、酸化して錆びた鉄分が周辺を茶色く染め上げます

 

積雪量 月平均150cm~200cm超え

中越エリア(魚沼市・十日町市・湯沢・津南)

暖冬でも2mを下回ることはない。雪が多すぎてスキー場が冬季閉鎖するレベル。

平均気温も氷点下が多くボタ雪からパウダースノーまであらゆる雪質と戦うことに。

数時間でジムニーでも腹下を擦るほどの降雪するため、出勤までに除雪車が間に合うかいつも気にしながら生活。

 

まさに【DM-V3】の聖地

刻まれた太い溝とユニディレクショナルパターンが真価を発揮。

排雪力がジムニーの4WDシステムを強力にサポートし、重戦車のように前進させます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

氷上性能:『SSランク』か『Sランク』かの違いでしかない。

WZ-1の氷上ブレーキ性能は驚異的で『SSランク』と言えます。

DM-V3が発売当時は【世界最強】と言われていました。

いまだにDM-V3が世界最強のままなのはその性能の高さ『Sランク』故でしょう。

 

日常の買い物や通勤、法定速度で走る分にはDM-V3の性能限界を超えることの方が難しい。

まさに必要十分!

 

考えたいのはジムニーとの相性問題

SUV専用とは『車重のあるジムニーで使用しても剛性の高い構造が踏ん張るためブロック構造がつぶれず排水力が保持される』

せっかくの回転方向指定も広い溝もブロック構造がつぶれてしまえば効果が半減します。

乗用車ベース技術のWZ-1と決定的に違うのは構造です。

走破性において【DM-V3】は凍結路以外の路面では【WZ-1】に後れを取る要素は一つもありません。

 

最後の問題(コストバリュー) DM-V3に対して1.4倍ほど お高いWZ-1

これは無視できない問題。例えば

DM-V3が4本で80,000円ならWZ-1は4本で112,000円になる計算。32,000円の差額は大きい。

さらにDM-V3の強みである耐摩耗ライフ性能のおかげで、さらに年間コストが下がります。

 

氷上性能は『Sランク』 / 雪上性能は『SSランク』 / コスパ『SSランク』

 

つまり『オーバースペック(WZ-1)にお金を払うのは見合った出費か?』問題と言えそうです。

 

 

 

 

 

 

 

結論 : WZ-1が『最高』なら DM-V3は『最適』かもしれない。

まとめ

 

◆新潟県内のほとんどの地域においてWZ-1の超高性能は、『宝の持ち腐れ』になる可能性がある。

◆ジムニーを遠出の相棒として使うならWZ-1を選ぶことで、あらゆる路面/速度域で快適性を保証してくれる

◆カスタム好きなジムニー乗りなら、浮いた予算をカスタムに回すこともできる。かもしれない。

 

 

いかがだったでしょうか。

結論としては何とも締まりのない着地をしてしまいましたが、

スタッドレスタイヤ選びの一助となれば幸いでございます。

 

ここまで読了していただき、誠にありがとうございます。

次のブログも楽しみにしていてください。

 

See You Soon!!