KONIショックアブソーバーをご存じですか？
カルバンのサスペンションといえば！
最も販売台数が多いのはビルシュタインです。
ですが今日は違うメーカーもご紹介しちゃいます♪
今回ご紹介するメーカーは【KONI】
ご存じの方は・・・少ないかも？？？
長年チューニング業界にいた私もまったく知りませんでした・・・お恥ずかしい。。
国産車のラインナップでは
現行車だと【ジムニーJB64/74】【マツダCX-60】【ハイエース】
古いモデルだと【サファリ】【ビッグホーン】【ランクル40】などがあります。
以前ジムニーにはKONIショックを取付させて頂いています。
当店スタッフの評価も良かったですよ！
【KONI】
会社の歴史としては、90年（1932年）近く前に自動車ダンパー業界に参入し、
有名スポーツカーメーカーに純正採用されています。
純正サスペンションメーカーとしても有名なビルシュタインのメーカー採用は
1957年メルセデスが始まりです。
歴史としては少し先輩名メーカーになります。
クルマ専用というわけではなく、
様々な用途の【ダンパー】を製造している会社です。
KONIが目指すもの・・・
≪人と車が限りなくシンクロすること≫
・・・要は
≪自分に意思のままに操れる車にする≫
と、私は解釈してます。
実際どんなダンパーなのか？
ダンパーの特徴
（以下HPより）
通常、減衰力を強くすると当然のように伸び側と縮み側が同時に強くなる。
しかし、これでは乗り心地が悪くなるばかり。
KONIは、基本的に伸び側のみの減衰力調整ができる構造としています。（レーシングを除く）。
伸び側はショック、縮み側はスプリングと役割を明確にしているため、
減衰力調整を行なっても乗り心地やギャップでの接地性の悪化を招かない
縮み側の減衰は純正に近く、伸び側の減衰のみを高く設定している。
ロールはするけどフラフラしない。
そんなダンパーです。
車のふらつき・振動を吸収するパーツは
ダンパーとスプリングです。
ダンパーは振動（スプリングの動き）を抑えるもの
スプリングが振動を吸収したり反発したりする装置。
双方反対の力で作用するため揺れが抑えられます。
写真はビルシュタインサスペンション
黒い部分がスプリング
黄色がダンパーです。
例えば
大型バスはゴツゴツしないけどずっと揺れていませんか？
これはバネレートも低く減衰力も低いからです。
街中で見かける車高の低い車
ぴょんぴょん跳ねている車いませんか？
これはバネレートも減衰力も高い車の特徴です。
このばねと減衰力のバランスが車の乗り心地を決めています。
縮側の減衰力が高いと衝撃が吸収できずゴツゴツします。
伸び側の減衰が弱いとスプリングの伸びる力に負けていつまでもフワフワします。
一般的なダンパーは 縮むスピードと伸びるスピードは比例していて
減衰力調整式といっても縮み側も伸び側も同じだけ変化してしまいます。
KONIのダンパーは縮み側は固定だけど伸び側は調整可能。
こちらはKONIの減衰推移グラフ
これのグラフを見て。。。なるほどー👍となる方は
かなりマニアックな方です。
ふーーんくらいに見て下さい(^^♪
低重心のコーナリング姿勢をつくる
（以下KONI HPより）
標準ショックの多大なロールを嫌って、かえってロール感が増してしまった…。
これは一般のスポーツショックのほとんどが伸び側だけでなく
縮み側の減衰力も強くなってしまうというバルビング機構を持つために、
相対的に重心が高くなってしまうからである。
これではスポーツショックを装着した意味がないというものだ。
しかし、KONIは重心を低く抑えることが出来る。
独自のバルビング機構により、縮み側を適度にロールさせ、
内輪側のリフトアップを極力抑えるという優れた特性を持っているのだ。
この低重心が、極めて安定したコーナリングフォルムを生み出すと共に
ロール感を減少させ、コーナー出口の立ち上がりで
トラクションを稼ぐ事が出来る。
今、もしあなたがスポーツショックをお探しなら、
まずこの事実をご承知頂きたい。
一般のスポーツショック装着車では、
縮み側の減衰力が強い（硬い）ためコーナリング時に内輪側が浮き上がる。
結果、重心が高くなり、コーナリング性能が低くなってしまう。
KONI装着車は、縮み側ではなく伸び側を制御しているため、
内輪側が浮き上がらずに外輪側が適度に沈み込む。そのため、
低重心のコーナーリングフォルムが実現し、
安定したコーナリングが可能となる。
こんな方にお勧め
KONIは純正の乗り味を大きく変えることなく
車両のふらつきを改善できます。
純正より硬くなるのは嫌だなー。という方や、
市街地走行やバイパスなど走行が多い方にお勧めです！
サスペンションセッティング
クルマにより求められるサスペンション性能は異なりますし
乗り手によっても好みは変わってきます。
正解はありません。みんな違うのです。。
要はどのフィーリングが一番乗りやすいのか？快適なのか？
各々の答えを探すことが
サスペンションセッティングにおいての醍醐味です。
最後に一言・・・
『サスペンション性能＝金額』
決して忘れてはいけないことです。
安くていいものは確かにあります。
けれどそれは、その価格帯では。という事です。
様々なサスペンションがありますが、ご予算の中で
どれが一番自分に合うのか？
分からなくなったときは、
カルバン富山本店にお立ち寄りください！
お客様にピッタリな足回りを一緒に探しましょう♪
より良いカーライフの根底にあるのは
やはり安全性や乗り心地にあると思います。
タイヤや足回りが自分にジャストフィットすれば
普段の運転が何倍にも楽しく快適なものになりますよ！！