もしもシリーズ(その弐) 履き潰しはNG?(スタッドレスタイヤ編)
2か月ぶりのシリーズ更新になります
ご好評のはずなので
張り切って第弐弾いっちゃいまーす🙌
(前回のシリーズは下部に記載してあります↓)
前回とはうって変わりまして、
今回はスタッドレスタイヤの
『履きつぶしに関して』
履きつぶしはNG?
いつまで使ってOK?
絶対ではないけど、長所&短所を含めて
解説していきます🙂
スタッドレスタイヤの話題で
限界まで履きつぶす、
もしくは寿命がきたら交換する
時折疑問が上がります。
(どうしたらいいのー⁉)
先にぶっちゃけますが
走行できないわけでもなく、
法令的にも使用はできます。
ですが、特別な事情がない限りは
交換を推奨します。
(夏タイヤに履き替え)
ご存じの方もいるかもしれませんが、
スタッドレスの交換サインのプラットフォームに
到達した場合は性能が著しく低下し、
スタッドレスタイヤとしての機能はなくなります。
※プラットフォームとは溝の深さが50%の印。
問題はその後、
もったいないからギリギリまで使用すること。
限界まで使う=経済的、環境にやさしい
などで美徳化されるかもしれませんが…
履きつぶしはおすすめしません🙅
【理由1】
冬用として柔らかいコンパウンドを使用して
設計されたものは
サマータイヤと比べ柔軟性が高く熱に弱いから。
灼熱のアスファルト上を走るということは、
さらに柔らかくなって走行安定性能の低下。
※相性の悪い場合は効果発揮しにくいということ。
※真夏のかげろうは危険。
【理由2】
気温が高い時は、
ゴムの軟化しやすく形状変化を起こしやすい。
安定したグリップ力を逃しやすい為、
制動に距離を要します。
つまるところブレーキ性能が大きく低下。
※停止するまでの距離が予想より長くなり危険。
【理由3】
もともと氷雪路に特化したスタッドレスタイヤは
表面の水(水膜)を吸収して密着させます。
水分の吸収性が高い為、雨の日は多分の水分を
含んでしまい水はけが悪くなります。
よってハイドロプレーニング現象
(路面とタイヤ間に生じる水膜でスリップする現象)
をおこしやすくなり滑りやすくなるり、
雨の日に危険性が高くなる。
※一度浮くと波乗り状態で制御不能に陥るかも…😱
【理由4】
熱に弱く変形しやすいことから、摩擦熱によって
タイヤ負荷がよりかかります。
よって高速道路に限らず
一般道でも破裂するケースもあります。
バースト(破裂)する恐れがある。
↑摩擦熱に耐えきれず破裂
なによりも重視しているのは安全性。
なにかあってからでは遅いですから、
シーズンにあったタイヤを
装着することを推奨します🙋♂️
↑摩擦熱による形状変化(うねっている)
ただ持論としてですが、物事に絶対はないです。
法律などで定められてない限りは、
個々の判断に委ねられます。
世界的にみても非常に珍しい気候の日本、
春夏秋冬の気温差が激しく路面環境が
変わる国はそうはありません。
万が一に備えることが安全に繋がります。
だからこそ適切時期にタイヤの交換が大事です。
1人でも1%でも多くの方が安心して過ごせる
世の中になる様、
ブログを通じて情報を発信して
貢献できればと思います。
いつもと違い堅苦しくなりましたが、
今後も応援よろしくお願いします🤗
(いやー、いいこと言い過ぎた気がする)
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ご来店心よりお待ちしております
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