低ダストブレーキパッド&2psローター交換 byEVO X
ブレーキパッド交換の作業をご紹介♪
お車は三菱ランサーエヴォリューションX
2リッタークラスではスポーツカーでは
スバルか三菱か?!と競い合っていたお車。
2007~2015年で販売されていたので、、、
販売終了から9年!?
時が経つのは早いですね…( ;∀;)
消耗品はそろそろ限界を迎える時期です。
今回はすり減って段付きが気になるフロントローターと
ダストが大量発生するブレーキパッドの交換。
写真からもダストの量が多いのが伺えますね…
先日タイヤ交換したばかりなのに、2週間ほどでダストまみれ~
ブレーキダストはどんなお車にも共通して発生しますが、
ブレンボ装着車両やスポーツカー、欧州車はダスト量が多いですね。
汚れること以外走行に悪影響はないのですが、ボディーがピカピカでも
ホイールがダストまみれだと、車が汚い印象を受けてしまいます。
大量ブレーキダスト発生は、
ブレーキパッドの選定&交換でほぼほぼ解消できます♪
スポーツカーや欧州車にお乗りの方には、ぜひ知っていほしいですね!
ブレーキパッド小話
ブレーキパッドには数種類の材料があり
市街地用、スポーツ走行用、レース用など
用途に合った材質を選べばより安全かつ快適な車にすることができます。
欧州車やスポーツカーには高速からの減速に耐えれるように
制動能力(車を止める力)が高いパッドが採用されてますが、
それと同時に、ブレーキロータを削る力も高いので
ブレーキローターの交換頻度も多くなります。
それでは交換作業!
タイヤを外してまずはリヤのパッド交換
今回使用するのは『ENDLESS/エンドレス SSM+』
国内アフターブレーキメーカーとしては大手です。
ブレーキ関連の専門会社です。間違いないメーカーですね。
レース用からストリート用まで幅広く展開しています。
今回のSSM+は最もオールマイティに使用できるパッドです。
ペダルの踏み加減で制動の調整がしやすく、
ワイディングやライトなスポーツ走行ならベストマッチ!?
その上、低ダストなので車を綺麗に保ちやすい!
日常用途でのスポーツカーユーザーや欧州車にオススメな製品です。
ブレーキパッドを固定しているパーツを外して清掃して組付けて完了!
お次はフロント・・・
すでにばらされていますが(⌒∇⌒)
写真は忘れてました!?
キャリパーを外してローターを摘出・・・
お気づきでしょうか?
こちら一般的なローター
今回の車両はこちらのタイプ。少し特殊形状。
2ピースローターといって
中心(ベルハウジング)と外側(ローター部)の2つのパーツになっているローターです。
EVO Xの場合は純正でこのタイプが採用されています。
国産車ではかなりレアなパーツかつ、
量販店さんでは嫌がられるパターンのローターです。
大径ロータの場合重量も重くなるので
2ピースにすることで軽量化が図れます。さらに冷却効果が高く、
スポーツ走行や高負荷のブレーキングに対応できます。
さらには左右で回転方向が決まっています。
ブレーキは最重要保安部品(人の命に係わる部品)です。
細心の注意を払いつつ作業を進めていきます。
ブレーキローターは『ディクセル』を採用
ローコストでありながら様々な車種に対応した製品を多く扱っている
国産ブレーキパーツメーカー
コスパ重視なら『DIXCEL/ディクセル』一択ですね!
小さなネジを外して取り外し。
消耗部品を交換して、規定トルクで取付
キャリパーも外したついでに、できる限り清掃
ブレーキフルード交換も同時に行い取付完了🎵
ブレーキフルードとは
車を止めるために必要な重要なオイル。
ブレーキフルードは年に1度。
最低でも2年に一回は交換することを強く推奨しします。
ブレーキフルードは湿気を吸いやすく、湿気を吸ったフルードはブレーキの熱で
沸騰しやすくなります。
坂道や高速での減速時などに沸騰してしまうと
ブレーキペダルをいくら踏んでも止まりません。(べーパーロック現象)
THE ブレンボキャリパーはやはり赤色ですね!!
正規ブレンボのクリアが剥げていくのはデフォルトです。
なぜでしょうか…?
試走行をして、軽くブレーキの当たりつけ。
各部増し締めを行い完了!
綺麗なキャリパーはぐっと車をカッコよくしますね!!
ブレーキは車にとってとても重要な部品です。
タイヤの溝があっても、パッドが無ければ止まりません。
車検に受かっていてもパッドがない!なんてことは
結構あります!?
心配な方はお気軽にご相談ください(⌒∇⌒)/